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教職調整額の段階的な引き上げや「主務教諭」の導入などを盛り込んだ給特法改正案の審議で、参院文教科学委員会は5月27日、佐藤秀美・福島市教育長、植村洋司・全国連合小学校長会顧問、広田照幸・日本大学文理学部特任教授、妹尾昌俊・ライフ&ワーク代表理事の4人 ...
中学・高校生を含む若い世代が加害者として犯罪に加担してしまう事件が相次ぎ、深刻な社会問題となっている「闇バイト」。教育現場での啓発活動も盛んになってきたが、犯罪には無縁の中高生が自分事として考えるのは簡単ではない。効果的な対策が模索される中、現役大学 ...
2023年度に大阪市の公立小学校でとある女性教諭が「4年生の児童2人に、残っていたご飯をみそ汁が入ったおわんに入れて食べさせたり、食べ物をスプーンで口の前に持っていったりして、肉体的な負担や精神的な苦痛を与えた」として、減給処分を受けたという報道があ ...
こども性暴力防止法に盛り込まれた日本版DBS制度のガイドラインを検討する同法施行準備検討会が5月26日、こども家庭庁で開かれ、安全確保措置の犯罪事実確認、防止措置と情報管理措置について議論した。防止措置では、児童生徒への性暴力被害の訴えがあった場合、対象従事者を一時的に対象業務から外し、自宅待機や別業務など児童生徒との接触回避を図るといった対応をガイドラインに示す方針が示された。
米トランプ政権によるハーバード大学の留学生受け入れ資格の停止措置を受け、文部科学省は5月27日、日本国内にある国公私立の全大学に対し、ハーバード大留学生の受け入れ検討を依頼する事務連絡を出した。また、ハーバード大に限らず米大学に在籍する留学生から不安の声が上がっているとして、日本学生支援機構に相談窓口を設置、ホームページ上で情報提供も行う予定だ。
次期学習指導要領に子どもの権利を学ぶ内容を位置付けてほしい――。熊本市の大西一史市長は5月27日、文部科学省を訪れ、金城泰邦大臣政務官に2026年度に向けた子どもや教育に関する重点施策の要望書を手渡した。要望事項の一つとして、あらゆる子どもたちが子どもの権利について学べるようにするため、改訂に向けた検討が進んでいる次期学習指導要領で、子どもの権利の内容を入れることを提言した。
ごはんが食べられた。家族や友人がいる。空が青い。日常が脅かされず安心。自分らしくいられる――。世界幸福度ランキング上位のコスタリカの人々は、「平和」をそう語った。その平和は、人権と自由が尊重されているからこそで、学校教育のおかげなのだという。日本でもある学校で、「多数決をしない合意形成」に参加したことがある。今思えば、それこそが「平和」作りに通ずる体験だった。
教員による不適切な指導をきっかけに、自ら命を絶った子どもの遺族らでつくる「安全な生徒指導を考える会」はこのほど、子どもの自殺と不適切指導について考える集会を衆議院第一議員会館で開催した。遺族らは、2022年に改訂された生徒指導提要に「不適切な指導」が ...
子どものうちから働く際のルールを学ぶ「ワークルール教育」の普及に向けて、日本労働弁護団は5月26日、ワークルール教育推進法案の制定を求める院内集会を参院議員会館で開いた。ワークルール教育推進法案は2016年に超党派の議連で検討されたが、法案提出には至 ...
タレントの横澤夏子さんが5月22日、東京都千代田区で開催された「日本財団 ...
中教審の教員養成部会は5月23日の会合で、教師の質を維持・向上させるための採用・研修に関する議論に着手しました。採用では、今後の教員需給の動向を見極めつつ、教員採用試験の一次試験を共同実施することの意義や課題も論点に盛り込まれています。
政府は5月26日、経済財政諮問会議を開いた。来年度予算編成や制度改正の基本方針となる「経済財政運営と改革の基本方針」(骨太の方針)の骨子案も示され、公教育の再生、研究活動の活性化が重要課題として据えられた。教育の重要課題も議題の一つに挙げられ、高校の ...