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東京税関がまとめた3月の東京港の貿易概況(速報)によると、輸出額は前年同月比4%増の7160億円と13カ月連続の増加だった。3月の輸出額として過去最高。非鉄金属や工作機械、自動車の部分品などが増えた。輸入額は8%増の1兆3505億円と2カ月ぶりの増加。貿易収支は6345億円の赤字だった。同月の対米ドルの為替レートは前年同月から0・1%円安の1ドル=149・6円で前年並み。輸出の主な増… ...
国土交通省の港湾統計速報によると、2月の国内主要6港(東京、川崎、横浜、名古屋、大阪、神戸)の外貿コンテナ取扱量(速報、空コンテナ含む)は前年同月比0・7%増の103万5809TEUだった。3カ月連続のプラス。輸出は2カ月ぶりに増加、輸入は3カ月ぶりに減少した。各港の取扱量は表の通り。輸出入別では、輸出が5%増の54万4296TEU、輸入が4%減の49万1513TEUだった。輸出は川… ...
全国港湾労働組合連合会(全国港湾)と全日本港湾運輸労働組合同盟(港運同盟)は4月28日、日本港運協会(日港協)と都内で折衝を行い、5月18日以降全ての日曜日の24時間ストライキ、19日以降の無期限の時間外荷役拒否を通告した。5月14日に第5回団体交渉を開く。5月11日のストライキは決行される見通し。今回通告したスト・時間外の荷役拒否は、組合側が4月22日に開いた第6回合同中央闘争委員会で通… ...
毎年恒例の「東京みなと祭」が31日から2日間、東京国際クルーズターミナル(東京都江東区)で開かれる。東京港が1941年5月20日に国際貿易港として開港したことを記念したイベントで、今年で通算76回目を迎える。両日は、海上保安庁の測量船や海上自衛隊の護衛艦のほか、東京都港湾局の浚渫船といった珍しい船が一般公開される。このほか、東京税関や東京消防庁の音楽隊による演奏に加え、官公庁マスコッ… ...
米ブローカー大手のポテン&パートナーズは4月30日、米国の入港規制と関税によるガス船市場への影響をテーマとするウェビナーを開催した。同社のゴードン・シアラー上級アドバイザーは、2029年4月から米国のLNG(液化天然ガス)輸出の一部に義務付けられる米 ...
独DHLグループの1―3月期EBIT(金利・税引き前利益)は、前年同期比5%増の13億7000万ユーロ(約2100億円)だった。コスト管理と利益率の管理が奏功した。グローバルフォワーディング・フレイト部門は欧州の陸送事業の市況悪化を受けて大幅な減益だったが、フォワーディングは堅調に推移。エクスプレスや独郵便・小包部門は増益だった。売上高は3%増の208億900万ユーロ、純利益は6%増の7億… ...
川崎重工業の中国合弁2造船所は同国海運大手COSCO傘下の香港船社OOCLから、メタノール燃料焚(だ)きの1万8500TEU型コンテナ船14隻を受注した。契約総額は30億8000万ドル。NACKS(南通中遠海運川崎船舶工程)が5隻、DACKS(大連中遠海運川崎船舶工程)が9隻建造する。両社はOOCL向けでは2020年、2万3000TEU型5隻を初成約。これを皮切りにこれまでにメガコンテナ船29隻… ...
三井E&Sは30日、同社が保有する三井E&S造船の株式を常石造船に譲渡すると発表した。現在、三井E&S造船の発行済み株式の66%を常石造船、34%を三井E&Sがそれぞれ保有。三井E&Sの保有株譲渡により、三井E&S造船は常石造船の完全子会社となる。三井E&Sはこれにより、2026年3月期個別決算で、約42億円の売却益を特別利益として計上する予定。… 続きはログインしてください。
オーシャンネットワークエクスプレス(ONE)の2024年度通期決算は、税引き後利益が前の期比4・4倍の42億4400万ドル(約6053億円)と大幅な増益となった。25年度通期の業績見通しについては、新造船の供給圧力や米国の関税政策による不透明感を踏まえ、大幅な減益を予想。事業環境が比較的安定して推移するケースでは、税引き後利益は11億ドルを見込むが、相互関税の影響が顕在化して北米航路以外にも影響… ...
商船三井の橋本剛社長=写真=は30日のオンライン決算会見で、米国の関税導入に伴う世界経済の混乱により、2025年度の経常利益に400億円の押し下げ効果が生じる見通しを示した。コンテナ船での中国―北米航路の荷量減と運賃下落、自動車船での米国向け輸送減少などを見込む。市況の不確実性を受け、検討していた25年度からの株主還元強化については「このタイミングでの決定は見送る」方針も明らかにした。部門… ...
全国海運組合連合会は、内航海運業界で船員不足が深刻化する中、持続可能な人材確保を目的に広く議論・検討できる場を設けることを日本内航海運組合総連合会に提議した。船員不足解消の方法論の一つ「外国人船員の導入」については、船員不足の実態や原因を調査した上で、内航海運業界が一丸となり、まずは議論することから始めることを呼びかけている。藏本由紀夫会長は4月24日の会見で、「外国人船員に係る勉強会」の最終報… ...
舶用補機(発電機)製造などを手掛けるダイハツディーゼルが4月28日発表した2025年3月期連結決算は、経常利益が前の期比37%増の76億円だった。内燃機関部門の舶用機関関連は、メンテナンス関連の売り上げ増加、為替の影響などで増収増益を記録。1株当たりの配当は13円増の年62円(期末62円)を実施する。売上高は9%増の887億円で、このうち舶用機関関連は7%増の729億円だった。営業利益は4… ...
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