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既に2024年の医療機関の倒産は2023年の1.5倍となっており、赤字病院が全体の6割強となっている。このままいくと地域の病院はなくなっていき、患者はまともな医療が受けられないことになる。それでも良いというのであれば、国は国民に説明して、病院を閉院に追い込めばいい【病院幹部、島根県、公的・公立病院、人口20万人未満の市町村】 ...
防衛医大を卒業後、陸上自衛隊の医官として勤務し、イギリス留学を経て国立大学で公衆衛生学の研究に従事。2024年4月から自治体の保健所長に就任した稀有なキャリアの持ち主が、今回から登場いただく小島令嗣先生(甲府市保健衛生部 保健所長)です。各大学の卒業生がリレーする本企画・防衛医科大学校の8人目のインタビュー、まずは小学生時代に赴いたアメリカ生活のお話からうかがいます。
外勤先や単発バイトでは、施設の内の構造に慣れるまでが大変とお聞きします。さらに、老朽化している病院で当直となるとまた違った大変さもあるようです―― Doctors LIFESTYLEでは、株式会社KADOKAWAと提携して、「医師の日常をテーマにしたマンガコンテンツ」を企画。会員の皆様にエピソードを投稿いただき、マンガにしてお届けしています。
クリニックの立地選びは、駅前だけが正解ではありません。診療科目や患者層に応じて、バス停近くやスーパー隣接など多様な選択肢があります。アクセスの良さと賃料のバランスをよく見極めましょう。今回はクリニックの良い立地、賃料設定について開業コンサルタントの佐川尚平氏が答えてくれます。
――医療・介護分野で、適正化すべき部分は幾つかあるとは思いますが、OTC類似薬の保険適用除外を打ち出したのは、調剤薬局への違和感が原風景にある。  「川の流れ」にたとえると、「処方箋医薬品」から「OTC類似薬」、「一般用医薬品」への「川の流れが滞っている」。
文部科学省は5月21日の「今後の医学教育の在り方に関する検討会」(座長:永井良三・自治医科大学長)で、検討会の取りまとめに向けた骨子案を提示した。特定機能病院の見直しについて「大学病院では、地域医療構想とも整合した地域貢献の機能を担っているものがあることを踏まえる」ことを明記した(資料は、文科省のホームページ)。
国内第1号として「国際卓越研究大学」に認定された東北大学は2025年4月、「医学イノベーション研究所(SiRIUS)」を開設した。研究志向の若手臨床医が研究に注力できる環境を提供するのが狙いで、一期生として5人の医師が採用された。この春から着任する4人のメンバーと、片桐秀樹所長(糖尿病代謝・内分泌内科学分野教授)に意気込みを聞いた(2025年4月23日に開催。全3回の連載。文中、敬称略)。
自動車を所有されている方にとって、毎年この時期恒例行事となるのが「自動車税の支払い」。納付期限は5月末まで(2025年は5月31日が土曜日となるため翌月曜が期限)となっており、手軽に支払える方法や、よりお得に支払える方法などがないか、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。医師として勤務しながらポイ活インフルエンサーとしても活躍されている忠犬Dr先生に、今回は「自動車税をお得に支払う方 ...
2014年に神奈川県相模原市で「さがみはらファミリークリニック」を開業、2020年3月に同市で分院「みずじゅんクリニック」を開設された水上潤哉先生。内科のクリニックには珍しく、高齢者の患者の割合がとても少ないのだそう。それには、ショッピングモールのテナントであるがゆえの理由がありました。さらに年中無休で診療していることで起こった課題もあるとか。一体どんなことでしょうか?
物価高・人件費等の高騰の折、病院経営はかつてないほど厳しさを増している。全国で57病院を運営する地域医療機能推進機構(JCHO)の山本修一理事長によると、2024年度の経常収支は2014年度のJCHO設立以来、最大の赤字に陥る見通しだという。
外科系学会社会保険委員会連合(外保連)は5月19日、「働き方改革が外科医教育に及ぼす影響」をテーマに開いた記者懇談会を開催、医療施設の集約化が、医療の質向上、医師の働き方改革、若手医師の教育の各観点から必要であるとの指摘がなされた。急性A型大動脈解離のように緊急対応が求められる疾患においても、「集約化の利益は搬送距離延長の不利益を凌駕する」とのデータも提示された。
東京での予備校通いで成績が一気に上昇、地元に帰って目標の長崎大学医学部に合格した草野先生。「スポーツは観るもの」という従来の考えが大学入学後に一変、運動部の中でも活動が活発だった軟式テニス部に入部する羽目になったのです。各大学の卒業生をインタビューでつなぐ本企画、長崎大学リレーOB・草野洋介先生の第2回は医学生時代の思い出をうかがいます。