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香港上場の記念式典に臨んだCATLの曽董事長=ロイター中国車載電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)の曽毓群(ロビン・ゼン)董事長は、2028年には中国で販売される新車トラックの半分を電気自動車(EV)が占めると予想し、大型貨物車両の世界市場に大変革が起きるとの見通しを示した。CATLは20日、香港取引所に株式上場した。調達額は46億ドル(約6600億円)で、25年に入って世界最大規模となる。
5月18日の陳茂波(ポール・チャン)財政長官のブログによれば、香港証券取引所に上場するCATLのIPOは2025年5月現在、世界最大規模のIPO資金調達額となり、香港の2025年のIPO資金調達額は累計600億香港ドル超となる見通しだ。
【NQN香港=戸田敬久】香港市場に中国本土企業の重複上場が相次いでいる。20日に上場した車載電池最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)もその1社。株価は連日急騰し、21日終値は337.4香港ドルと公募価格(263香港ドル)を大きく上回る。市場が驚いた ...