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トランプ米大統領は24日、イラン核問題を巡る米イラン両政府による協議が頓挫した場合に軍事力行使に踏み切る可能性に再び言及し、圧力を強めた。協議は順調だと評価した上で、合意に至れば「多くの命が救われる」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。
イランの核活動を巡る同国と米国の協議には、進展の兆しが表れている。この過程でイラン高官は恒久的でより効果的な核合意を確保しようと、ホワイトハウスに対して自国経済をあからさまに宣伝している。
欧米からの経済制裁が長らく続くイラン。制裁の中でも、何とか暮らしや産業を維持してきたなか、アメリカのトランプ政権がイランを膠着状態の核協議の場に引きずり出した。 しかし協議の行方によっては新たな制裁の可能性もあり、市民や企業からは見えない先行きへの不安も垣間見えた。 そんなイランの現地の様子をANNカイロ支局の松本拓也記者が取材。
【AFP=時事】ドナルド・トランプ米大統領は25日公表された米誌タイムのインタビューで、イラン核開発問題をめぐる会合で新たな合意に至らなければ、米国が「先頭に立って」イランを攻撃すると述べた。
トランプ大統領はホワイトハウスの大統領執務室で記者団に対し「極めて順調に進んでいる。良い決断ができる可能性がある。多くの命が救われるだろう」と述べた。
【カイロ=佐藤貴生】米国とイランの代表団は26日、同国の核開発問題について中東オマーンで協議する見通しだ。12日に始まった協議は今回で3回目。協議が続く一方で両国とも互いを牽制(けんせい)する発言を繰り返しており、成果が得られるかはまだ見通せない。
トランプ大統領は25日にタイム誌のインタビューで、イラン核開発問題で合意に至らなければ“先頭に立って”イランを攻撃すると述べた。これはアメリカ政府・国連を通さずにメディアを用いたイランへの最後通牒になった。
Jana Choukeir [ドバイ 25日 ロイター] - トランプ米大統領は、イランとの核協議にあたり最高指導者と会談するかとの質問に対し、応じる意向を示した。
【ワシントン共同】トランプ米大統領は24日、イラン核問題を巡る米イラン両政府による協議が頓挫した場合に武力行使に踏み切る可能性に再び言及し、圧力を強めた。協議は順調だと評価した上で、合意に至れば「多くの命が救われる」と述べた。ホワイトハウスで記者団に語った。
アメリカのトランプ大統領は22日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イランの核問題などについて「我々は同じ立場にある」と強調しました。
核開発をめぐり、アメリカのトランプ政権と協議を進めているイラン政府の報道官がNHKの取材に応じ、「国益のために必要なことは何でもする。適切な時期に交渉が妥結することを願っている」と述べ、新たな合意を目指して交渉を加速化させる姿勢を強調しました。
【読売新聞】 核開発を巡るイランの動向は、地域全体の安定を左右する。米国とイランが協議を通じて妥協点を見いだせるかが焦点となるだろう。 協議は、トランプ米大統領がイラン最高指導者ハメネイ師に書簡で呼びかけ、4月中旬にオマーンの仲介で ...