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大和工業が30日発表した2025年3月期の連結決算は増収減益だった。経常利益は前年同期比45・2%減の544億200万円、当期純利益は54・5%減の318億3300万円と大幅減益となった。世界的な鋼材需要の低迷や形鋼市況の軟化のほか、中東事業の減損処 ...
中国政府がこのほど発表した3月の貿易統計によると、アンチモン地金輸出は137トンとなり、輸出規制を実施した昨年9月以来のまとまった数量を計上した。日本向けの輸出も40トン含まれているが、中国が規制を解除した情報は伝わっておらず、正式な輸出再開という判 ...
国内の鉄スクラップ価格が26日にトン当たり500円下がった。海外の鉄スクラップ相場下落が影響した。米国の関税設定による国際経済の減速懸念が背景にある。為替のドル安・円高傾向も輸出商談を難航させ、国内相場を冷やした。日本鉄スクラップ総合価格(東名阪3地 ...
清水鋼鉄(本社=千葉県浦安市、清水孝社長)は、鍛鋼品を手掛ける宇都宮製作所(宇都宮市、所長=後木雅人取締役)で機械加工を施した製品の出荷比率が出荷数量全体の約4割に到達した。厳しい事業環境下、同製作所では収益力アップを目指し、付加価値の高い機械加工に ...
国内のステンレススクラップ市況はニッケル系(18クロム―8ニッケル)、クロム系(18クロム)ともに下落局面を迎えている。1日から輸出大手や大手高炉などがニッケル系の買値をトン5000円下げると表明したほか、国内メーカーがクロム系をトン3000円値下げ ...
大阪製鉄が28日発表した2025年3月期の連結決算は、経常利益が前期比22・1%減の49億1100万円だった。主力の建築向け鋼材需要が低迷し、生産出荷量や販売価格が落ち込んだなどが収益に響いた。円高進行も利益を押し下げる要因となった。
AREホールディングスは、トランプ米大統領による関税政策の見通しが2025年3月期連結決算の北米精錬事業の増益に働いた。米国が輸入する貴金属が課税されるとの臆測が高まり、今年1―3月に英国から米国へ、駆け込みで金などの貴金属がなだれ込んだ。これにより ...
アルインコはこのほど、京都府福知山市の長田野工業団地「アネックス京都三和」内に、建設を進めていた「福知山第2物流センター」を竣工させた。第2物流センターは向かいの福知山物流センターと一体管理・一元利用、委託保管中の製品倉庫を集約することで、業務効率化 ...
国際ニッケル研究会(INSG)は今月22―23日にポルトガルのリスボンで会議を行い、ニッケル市場の需給見通しをまとめた。2025年の世界のニッケル需給は19万8000トンの余剰になると予測。ステンレス向けのクラス2ニッケルから電気ニッケル(カソード) ...
豊田通商・金属関連本部の2025年3月期の連結業績(IFRS)は、メタル+(Plus)本部が減収増益、サーキュラーエコノミー本部が増収減益なった。 最新の産業新聞ヘッドラインをいち早くお届け 産業新聞のバックナンバーをPDFで販売 ...
環境省はこのほど、金属スクラップや廃電子機器類(Eスクラップ)など循環資源ごとに再生材の供給を拡大するための課題抽出に着手した。Eスクラップやアルミニウム、鉄、太陽光発電パネルなどの12分野でリサイクルの先行的な取り組みが進む地域を中心に調査を行う。
日本鉄鋼連盟が28日に発表した3月の鉄鋼貿易実績によると、普通鋼鋼材輸出量は前年同月比1・9%増の182万2000トンとなり、5カ月連続で増加した。国内需要の低迷が続く中、設備稼働維持のため、高炉メーカーなどは輸出に注力。ただ、中国の過剰輸出に起因す ...
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