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ブラックホールが見つかったと聞くと、天体現象に疎くとも新聞記事のぼやけた画像を熱心に観(み)入ってしまう。桜島大噴火で噴煙の中に雷が立った映像を見れば興奮するものだ。日ごろ安住する世界の裂け目がふと顕(あら)わになった時、誰しもが世 ...
デビュー作『ボクたちはみんな大人になれなかった』以来、数多くの小説やエッセイを発表している燃え殻さん。雑誌「週刊女性」での食をテーマにした連載をまとめた『この味もまたいつか恋しくなる』(主婦と生活社)が発売された。食に強いこだわりがあるというわけでも ...
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本書は東日本大震災のおよそ半年後に初版が刊行され、今日まで異例のロングセラーとなった哲学書である。といっても、その内実は世事を知り尽くした「哲学の先生」が、高所から人生をクールに語るものではない。著者はむしろ手負いの獣のような気迫を ...
俳人で朝日俳壇選者の高山れおなさん(56)が、第5句集「百題稽古」(現代短歌社)を刊行した。和歌の古典で詠まれた題をそのまま使った題詠300句からなる。「酔狂で趣向過剰な試み」と言うが、野心的な挑戦。変幻自在に言葉を操る様は、まるで魔 ...
先日イギリスの大きな文学賞「国際ブッカー賞」の発表があった。今月はちょっと予定を変えて、その作品と受賞の意義について書こう。受賞したのは、インドの女性作家バヌ・ムシュタク(Banu Mushtaq)の短篇集をディーバ・バスティ(Deepa ...
好書好日(こうしょこうじつ)は、ライフ&カルチャーを貪欲に楽しみたい人におくる、 人生を豊かにする本の情報サイトです。映画や美術、食などをもっと楽しむための本の紹介から、朝日新聞の読書面に掲載された書評まで、あなたと本の出会いをお手伝いします。
古文書など一次資料で史実を丹念にたどる――、そんな正攻法の歴史学だけでは語れない「日本史」があります。たとえば、西行は北面の武士の出身であり、いまでいえば特殊部隊員のような卓抜した戦闘能力と知性をもち、権力の影に生きていた顔をもちま ...
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ほかにも、海野の影響を受け、戦後の日本SFブームを先導した星新一、小松左京、筒井康隆らの仕事も紹介。手塚治虫は海野について「ボクの一生に大きな方針をあたえてくれた人」と書き残している。
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先月は雨やたき火の動画を見ていると書いたが、音声配信もよく聞いていて、話すことが職業ではない人の雑談的な番組も楽しんでいる。片づけなどしながら聞くのにほどよいし、気楽なやりとりが楽しい。