ポーランドのトゥスク首相は３日、大統領選の決選投票で自身の支援候補が欧州連合（ＥＵ）と距離を置くナブロツキ氏に敗れたことを受け、１１日に政権の信任投票が実施されると明らかにした。大統領選の敗北で打撃を受けた、親ＥＵの中道左派連立政権の求心力維持につな ...

1日の大統領選で、野党の右派政党「法と正義（PiS）」の支援を得て当選した 欧州連合 （EU）懐疑派のナブロツキ氏は、親EUのトゥスク政権との対決姿勢を示している。大統領は議会が可決した法案への 拒否権 を持っており、政権の政策を阻止する可能性がある ...

ポーランドの極右政党「同盟」のメンツェン共同党首は、欧州や米国の極右勢力との協力を拡大する方針を示した。移民受け入れや環境規制などリベラルな政策に反発する勢力を結集し「欧州をより安全な場所にする必要がある」と訴えた。ワルシャワ市内で日本経済新聞の取材 ...

東ヨーロッパのポーランドで、1日に行われた大統領選挙の決選投票で、アメリカ、トランプ大統領の自国第一主義を支持する右派の野党の候補が、与党の候補を破って勝利しました。政治の実権は首相にありますが、大統領には法案の拒否権があり、親ヨーロッパ路線を掲げる ...

【ロンドン＝黒瀬悦成】ポーランドのトゥスク首相は3日、先に実施された大統領選の決選投票で自身が率いる中道与党のチャスコフスキ・ワルシャワ市長が敗北したことを受け、11日に連立政権に対する信任投票を実施することを議会に求めたと明らかにした。

ロシアの軍備拡張の脅威から、ポーランドやドイツが防衛力の増強を急いでいる。ポーランドは今年、北大西洋条約機構（NATO）加盟国で唯一、防衛費が国内総生産（GDP）の5％を超える見通しだ。ドイツもロシアに隣接するリトアニアに新たに自国軍部隊を常駐させる ...

ポーランド大統領選で支持者の歓声に応えるナブロツキ氏（1日、ワルシャワ）=ロイターポーランドの右傾化は欧州連合（EU）が目指す貿易協定の成立を脅かし、EUからポーランド政府への数十億ユーロの資金配分に疑念を投げかける一方で、中欧でのEU懐疑派の伸長を ...

【6月4日 ...

ポーランドで１日実施された大統領選挙の決選投票で、愛国主義を掲げトランプ米大統領の支援を受けるカロル・ナブロツキ候補が、中道派でワルシャワ市長のラファウ・チャスコフスキ候補を抑えて勝利した。欧州連合（ＥＵ）重視の現政権にとっては打撃となる。

ポーランドでは2015年から8年間続いたPiS政権が、司法への介入など強権的な政治姿勢を強め、民主主義の価値をめぐってEUと対立。23年の総選挙でトゥスク首相率いる中道政党「市民 プラットホーム （PO）」が中心の親EU政権に交代した。

ポーランドで1日、ドゥダ大統領の任期満了に伴う大統領選の決選投票があった。出口調査によると、トゥスク首相率いる中道「市民プラットフォーム」のチャスコフスキ・ワルシャワ市長（53）と、右派ポピュリスト政党「法と正義（PiS）」が支援し現職のドゥダ大統領 ...

（ＣＮＮ） ポーランド大統領選の決選投票が行われ、歴史家でポピュリストのカロル・ナブロツキ氏（４２）が僅差（きんさ）で勝利し、同国で進む権威主義の遺産清算を目指す中道政権に打撃を与えた。